和綴じの方法・手順
和綴じの方法・手順
ここでは代表的な和綴じの方法について、糸の綴じ方のみの解説です。
和綴じ帳の作り方 もご覧下さい。
四つ目綴じの手順
四つ目綴じは、あらゆる綴じの基本になるものです。
綴じ糸が足らなくなった場合は、綴じ目の中に結び目が隠れるように糸を繋ぎます。
康煕(こうき)綴じの手順
四つ目綴じの角きれの部分に、糸を縦横に掛けたもので、中国清朝の、康煕帝が始めたといわれます。
麻の葉綴じの手順
綴じ上がった糸の模様を、麻の葉に見立てて名付けられたもので、装飾的で優雅な綴じです。
綴じ方は、四つ目綴じの変形で、まず康煕綴じに綴じてしまってから、麻の葉の綴じにはいります。
亀甲綴じの手順
綴じ上がりの糸が、亀の甲羅の模様に似ていることからつけられた呼称でしょう。
綴じの手順は、四つ目綴じの変形です。
三つ目綴じの手順
比較的小さなメモ帳・手帳などを仕立てるのに向いています。