染め和紙セット
染め和紙セット
見た目にも美しい様々な和紙を知って頂くためにも、
まずは染め和紙からご紹介いたします。
むつき 板締染セット
板締染とは?
織物では夾纈(きょうけつ・きょうけち)と呼ばれ、奈良時代からの染め方で、これを和紙に応用したものです。
製法は、和紙を何回も望みの形に、大きくあるいは小さく折りたたみ、板の間にはさんで、ひもでくくり、板からはみ出した部分だけを染液に浸して染めます。
たたみ方によって様々な模様が現れ、またぼかし模様も染め出すことができます。
板をひもで締めつけた圧力が防染作用をするので、染料は不規則に和紙に滲み、ぼかしの効果が現れます。
きさらぎ 雲竜色染セット
雲竜紙とは?
着色した繊維や手ちぎりした長い繊維を混ぜて漉いたものです。長い繊維が様々の方向にくねるようになり、装飾となります。
長い繊維には主に楮が用いられますが、麻、絹糸、ガラス繊維などが用いられているものもあります。
やよい むら染和紙セット
むら染とは?
水で濡らして揉んだ厚手の和紙の上に染料をたらして染めます。
うづき 極薄板締染セット
純楮(こうぞ)の、厚さとしてはティッシュ一枚程度です。
さつき うす葉セット
みなづき すきぞめセット
手漉き、中厚の使いやすい紙です。純楮でなく木材パルプを少々混ぜるのは、純楮では仕上がりが堅すぎてちぎりにくいので、紙質を軟らかくしてちぎりやすくするためです。
紙料の段階で染料を加えて漉いた、先染の和紙です。
ふみづき もみ染めセット
純楮で機械漉きあと染です。
機械漉きですが、漉き方を工夫してありますので、手漉き紙と同様な感覚でちぎることができます。
水で濡らして揉んだ厚手の紙の上に染料をたらして染めます。
はづき 極薄色染セット
「さつき」は、原料を染めた後に漉いた和紙ですが、この「はづき」は、漉いた後に色を染めた和紙です。
バラエティ25色セット
天のり綴じ。
雲竜紙、板締染、もみ染などバラエティに富んだ和紙のセットです。
セットの中身は、商品によって異なります。
落水紙 全体ぼかしセット
落水紙とは?
漉いた薄い地紙がまだ湿めっているときに、水を噴霧状に落として小さな穴をあけた紙。
透ける利点を活かし、あかりや、障子、ガラス貼りなどのインテリアにも用いられる。
また、花材やボトル等のラッピングに使うと、中身が透けてきれいです。
落水紙 雪しずくセット
ちょっと大きめで不揃いな水の落とし方による落水紙を染めました。
極薄柳しぼりセット
純楮極薄和紙を独特の柳しぼり染めにしました。
紙の厚さはティッシュ1枚くらいです。